HTML入門

ホームページのひな形

ほとんどのホームページは、次のような構造をしています。

HTMLソース 解説
<!DOCtype HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<HTML lang=
"ja">
  <HEAD>
    <META http-equiv=
"Content-type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
    <TITLE>
タイトル</TITLE>
  </HEAD>
  <BODY bgcolor=
"#FFFFFF" background="back.gif" text="#000000" link="#00008b" vlink="#00008b" alink="#FF0000" >
    本文
  </BODY>
</HTML>
HTMLのヴァージョンを宣言
HTML文書の開始 (日本語)
ヘッダ部の開始
文字コードの宣言
タイトル
ヘッダ部の終了
本文の開始
本文
本文の終了
HTML文書の終了

HTMLのヴァージョン

これから始まるHTML文書がどのヴァージョンで書かれたものであるかを宣言します。

HTML文書

<HTML>で始まって</HTML>で終わるこの書き方をHTML(Hyper Text Markup Language)と呼びます。 HTMLの規則に従って書かれた文書をHTML文書(あるいはHTMLファイルHTMLソース)と呼びます。

ヘッダ部

<HEAD>〜</HEAD>の部分をヘッダ部と呼びます。ヘッダ部にはタイトルなどを記述します。

文字コード

現在日本語で書かれているHTMLの多くには、文字コードとして JIS、Shift JIS、EUC などが利用されています。HTMLがどのコードで書かれているのかを示すために、このタグを書くようにしましょう。 これらのどれか適切なものを書けばいいわけです。これがないと、正しく日本語が表示されない場合があります。


    <META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=ISO-2022-JP">

    <META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">

    <META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=EUC-JP">

    <META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">

タイトル

<TITLE>〜</TITLE>でタイトルを書きます。タイトルはブラウザのタイトルバーに表示されるだけではなく、 「お気に入り」や「履歴」に表示されたり、検索エンジンの結果として表示されたりしますので、必ず記述するようにしましょう。

本文

<BODY>〜</BODY>の部分が本文です。 多くのHTMLで、<BODY>で指定できる色の属性には、BGCOLOR、TEXT、LINK、VLINK、ALINK があります。 このとき、HTML中の指定が中途半端だと、WWWブラウザでの指定とを混在させたときに見えにくい、もしくは見えないこともあります。 色指定をする場合は、なるべく全部を指定するようにしましょう。

属性意味
BGCOLOR=color背景色を指定します。
BACKGROUND=url画面の背景画像を指定します。
TEXT=color通常テキストの色を指定します。
LINK=colorリンクテキストの色を指定します。
VLINK=color訪問済みリンクテキストの色を指定します。
ALINK=colorマウスでクリック中のリンクテキストの色を指定します。

タグ

<HTML>や<HEAD>などをタグ、HTMLやHEADなどをタグ名と呼びます。タグ名には header → <HEAD>、break → <BR> など、英語のスペルを元にした名前が付けられています。

タグはほとんどの場合<B>〜</B>のように開始タグ終了タグで囲みます。開始タグのタグ名にスラッシュ(/)をつけたものが終了タグです。たまに、<BR>のような単独タグもあります。

タグ名は大文字でも小文字でも構いませんが、必ず半角文字で記述してください。また、<の後に空白があってはなりません。


    ○ <HTML>

    ○ <html>

    × <HTML>  ← 全角文字は駄目

    × < HTML>  ← <の後に空白を入れては駄目

開始と終了は、他の開始〜終了タグの完全に外側か、完全に内側に無くてはなりません。例えば、<S>〜<S>タグを記述する場合、次のようになります。


    ○ <S>〜<B>〜</B>〜</S> ← 完全に外側

    × <B>〜<S>〜</B>〜</S> ← 終了タグのみを挟んでいる

属性

<FONT color="#FF0000"> の color="#FF0000" のように属性を伴うものがあります。属性は多くの場合 属性名属性値 という形式で記述します。たまに 属性名 だけ指定すればよい場合もあります。(正確には、checked=checked の属性名が省略されているそうなのですが・・・)


    ○ <FONT color="#FF0000" size=5>〜</FONT>

    ○ <INPUT type=checkbox checked>

属性名も大文字・小文字どちらでも構いませんが、必ず半角文字にしてください。属性名の前には必ず、ひとつ以上の半角スペースか、タブ文字か、改行をいれてください。


    ○ <FONT color="#FF0000">〜</FONT>

    ○ <FONT color="#ff0000">〜</FONT>

属性値も多くの場合大文字・小文字どちらでも構いませんが、ごくたまに大文字・小文字を区別する場合(target="_top"など)があります。


    ○ <FONT color="#FF0000">〜</FONT>

    ○ <FONT color="#FF0000">〜</FONT>

    × <A href="xx.html" target=_TOP>〜</A>

属性の値に半角の英数字以外の文字を使用する場合は、ダブルクォーテーション( " )またはシングルクォーテーション( ' )で囲むようにしましょう。


    ○ <FONT size="+2">〜</FONT>

    ○ <FONT size='+2'>〜</FONT>

    × <FONT size=+2>〜</FONT>

複数の属性を指定したい時は、ひとつ以上のスペースまたはタブまたは改行のあとにもうひとつの属性を記述します。順番は関係ありません。


    ○ <FONT size=7 color="#FF0000">〜</FONT>


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